事業とホームページ失敗の原因はお金のブロック!?女性起業家に知ってほしいお話
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先に申し上げておきますが、この記事は男性にはピンとこない内容かもしれません。いや、むしろ憤慨されるかもしれませんので、ザーッとスクロールして「意味わからん!!」となりましたら、サラーっとご移動をお勧めします。
よろしければ当サイトで一番人気の記事をご一読ください。
さて、今回は女性起業家の方がぶつかる(私も実際にぶつかった)壁についてお話ししようと思います。女性起業家の方がWebサイトを作るにあたって「できる事ならば一番最初に解決しておきたい」事柄についてです。私はコンサルタントではありませんので、この問題について体系的な解決法をご提案できる訳ではありませんが、ひとつの情報としてご一読いただけましたら幸いです。
一度は聞いたことがあるであろう「お金のブロック」とは
規模はさておき、起業を考えたことがある方は一度は聞いたことがあると思われるのがこの言葉、「お金のブロック」です。
聞いたことのない方のために、さらっと概要だけご説明しますね。
皆さんはこんな考えを心のどこかでお持ちではないでしょうか?
- お金の話を人前でするものじゃない
- お金を稼ぐのはハシタナイ
- お金儲けをするとバチが当たる
ちなみにこの記事を書いている私は、これらの考えを結構強く持っています。この考えが、起業後、ジワジワと効いてきて、どのような影響を及ぼすのかも、心身ともに熟知しています。お金ブロッカーとしては、プロフェッショナルだと胸を張ってしまいそうで恐ろしいレベルです(苦笑)
これらの考えは、小さな頃に「お金は大切にしなさい」や「使ったらなくなるから節約しなさい」と言われ続け、その考えを真面目に受け止めた結果、「お金」に対するイメージが良くない状態で大人になってしまった結果です。
このお金のブロックがあると、「事業を成功させて利益をあげたい!稼ぎたい!」と顕在意識で思ったとしても、潜在意識の中では「お金を稼ぎたくない」「お金は欲しくない」と考えているため、お金を手に入れるための行動を無意識に遠ざけ、時には意識的にも拒否してしまうのです。
これが起業&Webサイト制作にどのような影響を及ぼすか
最も大きな影響は「商品サービスをアピールすることが怖くなること」です。
商品やサービスが売れて、実際にお客様からお金をいただく時は、苦しみよりも喜びが強いため、気にならない(中には気になる方も)のですが、売れる前の「売り込み」でこのお金のブロックが強烈な存在感を見せ付けてくれます。
具体的にいうと、こんな状況に陥ります。
- 訴求力の高いデザインを毛嫌いしてしまう
- セールスレターを送るなんてハシタナイ、ブログも書けない
- SNSで自分の活動を紹介できない
- 金額を明記できない(伝えられない)
- 商品を売りたいのに、「良い商品です!」と伝える言葉を使えない
これはWebサイトを作る時に陥ることですが、その後もこんな影響が出てきます
- 価格をあげることができない(いつまでもモニター価格下手したら無料)
- 見積書を出すたびに目眩がする(重症)
- 「安くしてね」の言葉を真に受け、ただですら安いのに値下げする
- 当然ながら満足な売り上げは見込めない
この他にもたくさんの効果効能があります(笑)
そして最も辛いのが「お金をいただいていることに罪悪感を抱き事業を継続できなくなる」ことです。
男性よりも女性の方がこの傾向は顕著です。男性は「狩人」とも例えられますが、個人差はあれど、狩猟本能を持っているため、現代社会において狩の成果物である「お金」という指標の数値が上がることに喜びを感じられます。
では女性はどうでしょうか?女性は「お金」という指標に向かって行くと、苦しくなってしまうケースが多いのです。当然、お金をいただくことは嬉しいのですが、喜びは一時的なもので継続性がなく、稼ぎたいと思って始めた事業なのに、稼げば稼ぐ程、虚しさを感じたり、自分自身が汚れていくような錯覚に陥る方もいらっしゃいます。(汚れるまで感じる方は、他のブロックも並行発動してると思われますが)
この感覚の差が、「男性の好むデザイン」と「女性の好むデザイン」の差にも繋がってくるわけですが、その話はまた別の機会にするとして、とにかく女性が事業で打ち上げをあげると、このお金のブロックのおかげで何度も何度も様々な壁にぶち当たることになります。
Webサイト作りの前に、考えるべきことがある
これは「お金のブロックはずす」ことにも繋がると考えているのですが、女性起業家の方はまず最初に「私の商品サービスで喜んでくれる人を増やそう」と考えてみていただきたいのです。
「稼ごう!」としている時に、なぜ「喜び」などというフワッとしたものを前提とするのかというと、女性は「喜んでもらえた」という指標の方が、達成感や喜びを感じやすい傾向にあるからです。「ありがとう」という笑顔をいただくと、落ち込んだ時もその笑顔を思い出して頑張ることができる不思議な生き物なんだと自覚することが、のちの活動に大きな影響を与えます。
お金とは、喜びや感謝の気持ちを、忙しい現代社会でも交換しやすいように形を変化させたものです。喜びというものは、目減りするものではなく、きっかけがあるとポンっと生まれて無限に湧いてくるものですよね。お金はこの無限に湧いてくるものを物質化したものということを念頭に置いていただきたいのです。
って、言ってる私も揺らぐ時ありますけどね。そういう時は大抵の場合「お金ブロック発動したな」とか「お金に魂を持っていかれかけてる!」と気づけば良いだけです。
この前提を持って、ご自身の商品やサービスを誰に届けたいか、どう届ければより喜んでもらえるか・・・と考えを巡らせていって欲しいのです。
「誰にどう届ける」の部分は、私たちが具体的にお手伝いできる領域です。ペルソナだったりカスタマージャーニーだったり、UX(ユーザー体験)やWebサイトなどのビジュアルデザインのお話になってきます。
お金もWebサイトも気持ちを伝えるツールでしかない
マインドセットという程のことでもないかもしれませんが、このことを念頭に置いて置くと、自然と「伝わりやすい」Webサイトを作ることができます。緊張状態よりも自然体でいる時の方が自由な発想も生まれやすくなりますしね。
私たちデザインをする側の人間も、起業家の方の気持ちに寄り添うことを忘れずに、そして自分自身も喜びを主軸として、これからも仕事を頑張っていきたいなと強く思っています。